今年4回目(最終回)の茶道裏千家淡交会研究会に参加した。
今回の研究科目は、炉での初炭、茶筅荘、後炭、濃茶付花月の4つ。炭点前や花月は、稽古する機会が少ないため、見ることも聞くことも新鮮で興味深い。
花月は、5人で行う茶遊びである。5人が札を引き、引いた札により、茶を点てる人、茶を飲む人等の役割が決まる。何度か札を引き、役割を交代するが、場合によってはただ座っているだけで終わってしまうこともあり、それも面白さの一つと云える。花月と云っても薄茶だけの基本的な花月から、茶通箱付花月、炭付花月、シャ座花月、結び袱紗花月等々いろいろあるため、茶の点前だけではなく茶花を生けたり、香の作法を知っていないと楽しめず、上級者でないと難しいものが多い。それぞれの花月のルールを知り、茶道に関わる様々な知識を持ち合わせていることが参加条件である。まだまだ勉強中の私は、足の運び、茶室内での動きを覚えるだけで精一杯である。茶仲間と一緒に、日がな一日、花月で楽しむ時は来るのだろうか。
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