9月最終日は、茶道裏千家の講習会に参加。今回のテーマは、『懐石・菓子 ~もてなしの心~』。講師は、辻留ご主人の辻義一さん。
初めてお目に掛かる辻さんは、料理人らしくこざっぱりとした清潔感のある、シャンとしたお爺様でした。「話が本業ではないので・・・・」と仰りながらも、2時間キッカリ、大変楽しく、興味深く拝聴させていただきました。辻留の美味しいお料理をいただきながら、ご主人とお酒でも酌み交わしながら、談笑させていただきたいと、心から思ってしまいました。
懐石の基本三本柱は、旬の食材を使い、素材の持ち味を生かし、食べる人のことを思いやって料理することだそうです。私の場合は、その時々で安価な食材(=旬の食材)を使い、凝った味付けをせず(=素材の持ち味を生かす)、愛情を注いで(=食べる人のことを思い)作っているので、まぁまぁ外れてはいないのじゃないかと思います。その他、料理のコツ、盛付けのコツ、調理器具の上手な使い方等々、今更ながらですが、参考になることばかりでした。ご主人お勧めの「伊賀の釜戸さん」に大変興味をそそられております。ご飯が美味しく炊けることが、一番の基本ですからね。
今年は10月3日(土)が中秋の名月だそうです。今のところ、あまりお天気は良くないようですが、芋名月に因み、里芋を美味しく煮てみましょうかね。
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