2009年11月30日月曜日

茶道講習会

今月の「茶席の禅語」のお題は、『碧巌録94則 リョウ巌不見時』である。

主旨は、「姿形を見るな!目に見えたことで判断するな!心の眼で見よ!心で感ぜよ!」ってことなんだと思う・・・。難しすぎて自信がないけど・・・。たぶん・・・・。お釈迦様の教えによれば、禅は身近にあるもので、全ての物から教えを得られるものらしい・・・。なかなか凡人には難しいが、坊さんの説法を聞くのは嫌いじゃないらしく、分からないながらも楽しい・・・。

2009年11月27日金曜日

株主総会

某社の株主総会に参加した。雛壇ではなく、一個人株主として下座に・・・。

某社の株主総会に参加するのは初めてである。株価が日々下落しているこの時期に開催するのは、さぞ辛かろう。イケメン社長はどんな説明をするのか、株主達はどんな怒りの声を挙げるのか、興味を持って臨んだ。予想とおり株主からは厳しい意見が続いたが、誠実に答え続けたイケメン社長には好感が持てた。株主からは、今後、業績を上げるための具体的対応策の説明を求める声が多かったが、イケメン社長の回答は漠然としたものであった。まぁ、これぞ!と云う施策があったら、とっくに収益回復しているだろうから、しょうがないんじゃないかと思った。株価回復を切望する声が多かったが、それを一番望んでいるのは筆頭大株主であるイケメン社長自らではないでしょうかね。

それにしても、今日も株価は下落、為替は円高、金は下落。我が国の経済はどうしちゃったの?政治も駄目、経済も駄目じゃ、救われないですよ。明るく年を越せるのかしら・・・・。

2009年11月26日木曜日

ランチタイム・コンサート

ランチタイム・コンサート vo.6 『菅原淳 マリンバ おもいでコンサート』 を聴きに行った。

これは、住んでいる市の芸術文化振興財団が企画しているもの。平日の昼11時30分から1時間だけ開催される。今回は、アンコールを加えても12時40分には終了した。チケット代金は、会員料金で1,000円。自宅から徒歩圏内の芸術文化センターで、昼の1時間だけ、安価な料金で美しい音楽を聴くことができる、とっても良い企画です。

久し振りにマリンバの音色を堪能した1時間でした。馴染みのある選曲ばかりだったせいもあり、小学生の時、何かの演奏会の機会に木琴を担当したことを思い出し、懐かしくてウルウルしちゃいました。小学生の時は、澄んだ音色の鉄琴が羨ましくて、なんで私はボゥンってな篭ったような音の木琴なんだろうと、ちょっと僻んでいたように思います。歳を重ねた今、天然の木の発する暖かな音色がなんとも優しく、暖かく、癒される感じがしました。小学生の時に、木琴の素晴らしさを教えてくれる人が近くにいたら、もしかしたら今頃はマリンバ奏者になって、世界を飛び回っていたかも知れないのに・・・・。

2009年11月25日水曜日

スクーリング 「体育実技」

今月は、「体育実技」のスクーリングに参加しました。
場所は、オリンピック記念青少年総合センター。

今まで全く興味を持たなかった体育実技なるスクーリング。なにゆえ参加することにしたかと云うと、仕事を辞めてからというもの、めっきり運動量が減っていることを実感したこと、周囲に体調が悪い友人が増えたこと、旦那の腰が思うように回復しないこと・・・・等々あり、ちょっとここいらで専門家の指導を受けた方が良いんじゃないかと思った訳である。

年配の参加者が多いことが予想されるため、キツイ運動はしないだろうと、お気楽気分での参加でした。予想通り、決して激しい運動はない。むしろユッタリ。ユッタリがキツクナイかと云えば決してそんな事はなく、ユッタリも結構キツかったりした。主に、気操体、足操体を中心とした運動やリラクゼーションやストレッチや足ツボマッサージを教えていただいた。気操体は、体操に気を加えたもので、呼吸法を重んじた、太極拳のようなヨガのようなものである。呼吸の不思議、体内電流の不思議、陰と陽の不思議をご教示いただき、人間の身体の不思議を実感させていただいた。西洋医学では説明できないようなことなのかも知れないが、とても参考になり、旦那様の腰痛軽減にも役立ちそうだと感謝している。

スクーリング受講後は、応用気操体「ほのか体操」を毎日欠かさず実行している。運動になっているかどうかは疑問だが、気持ち良いので良しとしている。

2009年11月24日火曜日

大和撫子講座

今年最後の大和撫子講座は、少し早い正月飾り。

写真は、お屠蘇飾りと松飾り。口紅紙をちょちょっと折って水引を掛ければお屠蘇飾りが、組紐をちょちょっと結べば松飾りが出来上がる。ちょっと手間を掛けるだけで、なんとも豊かな気分になれます。

年神様を迎えるための準備は、なんともワクワクする。大掃除にしてもおせち料理にしても、日本の年中行事にはそれぞれ意味があります。昔からの慣わしを重んじて、次世代に伝えることは大切なことだと思います。子供の頃から母がすることを目にはしていましたが、独立した今となっては手抜きも甚だしい私です。少しずつでも出来ること、伝えられることを増やしたいな~なんて思いました。

2009年11月22日日曜日

正午の茶事

先月の「真之茶事」に続き、今月は「正午の茶事」に参加しました。

正午の茶事は、茶事の基本となる形式で、昼時に茶懐石をいただくように進行される茶事です。私は、まだまだ自ら茶事を催すには力不足で、茶事に参加する機会が少ないため、お声が掛かると参加を即答してしまう体質になってしまっているようです。今回は初めて、鴨居の「祥古」さんに伺いました。紅葉盛りの露地、料理、道具組み、全てにおいて季節をたっぷり取り込んだ、ご亭主の心づくしのおもてなしに感謝して終わった一日でした。

2009年11月21日土曜日

茶道修行

11月最後の茶道稽古は、和巾点で締め。

久し振りに和巾点をした。数年振りのような気がする。久しくお稽古してないな~とは気づいていながら、なんとなく機を逸していた。今日は、是非とも和巾点をしよう!と意を決して臨んだ。何ゆえなのか?と云うと、先日、テレビで天皇陛下御在位20年記念式典を拝見したからだ。

和巾点は、皇族から拝領した裂地で、古袱紗等を仕立てた場合に行う点前です。例えば、皇后様のドレスの残り裂地とか、何かの記念に織られた裂地とか・・・・。貴重な裂地なので、一人が拝領する量は小さく、大きな物は作れないため、せいぜい古袱紗程度しか出来ないらしい。とは云え、我々一般庶民は、皇族関係から裂地を拝領するなんてことは一生有り得ない出来事であり、「頂いた場合にする点前」ってなだけで、あくまでも稽古である。淋しい気もするが、恭しい感じが何とも雅で良い点前である。

2009年11月20日金曜日

開炉

11月と云えば炉開きです。炉開きは、茶人にとっては正月のようなもので、1年の催しの中で最も重きを置かれた大事な行事と云われています。抹茶にする茶葉は、八十八夜に摘んだ新茶を茶壷に納め、半年間熟成させます。風炉から炉に変わる11月、封印された茶壷の口を切り、寝かせてあった茶葉を取り出し、石臼で挽き、初めてその年の新茶をいただくことができます。そんなことから茶人正月と云われており、あちらこちらで「おめでとうございます」と云う挨拶が聞こえてきます。

炉開きと云えば、茶花は椿と決まっているようです。10月下旬頃から、園芸屋さんには椿の苗がたくさん並べられます。切花を調達しても良いのですが、炉開きの日に丁度良い頃合の蕾でないと不味いので、難しいです。本当は、自宅庭から、その日に良い状態の枝をチョンと切って花入に飾るものだと思いますが、マンション暮らしの我が家では遥か遠い夢のようです。幸い、我が家の近くには椿を育てている園芸屋さんがあるため、あわよくば翌年以降も蕾を付けてくれることを期待して、苗を購入します。茶道に興味を持っていなかった頃は、椿と云えば椿でしかなく、1種類だと思っていました。茶道をはじめてからは、椿にも種類があることを知りました。そして、自ら苗を選ぼうとしたら、ゆうに100種類以上はあることを知り驚きました。それぞれ蕾の色・形が違い、葉の大きさや形が違い、100数十種類が並ぶと、それはそれは圧巻です。そんな中から、今年は「加賀子絞」という名前の苗を購入しました。去年購入した「宗旦」同様、可愛がって育てましょう。