2010年2月27日土曜日

ミニアチュール

月初に再提出したミニアチュール・テキスタイルが戻ってきた。

恐る恐る箱を開け、講評を見る。やった!80点、A評価。嬉しい。最初の作品があまりに酷かったためか、予想以上に良い講評をいただいた。100点には遠いけど、初回作品としてはまずまずなんじゃないかと思う。今年度ギリギリになってヒヤヒヤしたけど、兎にも角にも合格できて良かった。

2010年2月25日木曜日

小野リサ

小野リサのコンサートに行った。

私はBossa Novaが大好き。軽快なリズムと力の抜けた歌声が心地よく、聞いていると明るい気分になる。ボサ・ノヴァは、ジャズとサンバをベースとしてブラジルで生まれた音楽。1959年にリオで初めてコンサートが開かれたらしい。私とほぼ同い年である。

今回のコンサート開催場所は地元の公会堂だったが、美味しいお酒を飲みながら、踊りながら、口ずさみながら(ポルトガル語は分かりません)聞くのが合っていると思う。ってな訳で、早速、家でアストラッド・ジルベルトとスタン・ゲッツのCDを聞きながら一杯・・・・。

2010年2月22日月曜日

スクーリング 「フエルトメイキング」

今年度最後のスクーリングは、フエルトメイキング。

先生は米国人ジョリー先生、材料は羊毛、道具はシャンプーやプチプチやビニール袋等の家庭にある雑貨。慣れない作業で少々体力が必要だったが、織物や染物に比べて手軽に自由な立体物が出来るのは、とても魅力的だった。

ジョリー先生の不思議な、でも正しい日本語による講義は分かりやすく、且つ楽しく、ハッピーな気分になれる3日間であった。材料の羊毛は、羊から刈り取られた毛を脂や汚れを取り除き、ブラッシングされた物で、フワフワで気持ち良く、思わず顔を埋めたくなるような感触だった。

プチプチを型紙に使い、フワフワの羊毛を積み重ね、石鹸液を掛けアルカリ性にし、摩ったり揉んだりして圧縮すると、驚くほど堅く締まった布状になる。型を選ぶ(作る)ことにより、縫い目のない立体物が簡単に出来上がり、摩擦する過程で形を変形させることも出来る。繊維が絡まりあい丈夫な生地になるため、乱暴に扱っても破れることもなく、壊れることもなく、自在に形を創り上げることができるのは、とても楽しかった。

織物と違い、小物であれば1日に1つ造ることができるので、勉強の合間に作品を増やしてみようかと思っている。楽しい・・・・。

2010年2月10日水曜日

文楽鑑賞

今月の古典芸能は文楽 『花競四季寿』 と 『嬢景清八嶋日記』 を鑑賞した。

『花競四季寿』は、音楽的舞踊的要素の濃い作品。四季折々の情景を題材にして、春「万才」、夏「海女」、秋「関寺小町」、冬「鷺娘」で構成されている。太夫6名、三味線6名、他に鳴り物多数で奏でられ、賑やかであった。文楽には時々、狐や馬など動物が登場するが、人間が手で操るため、おちゃらけた感じになり勝ちである。今回は「海女」で蛸が登場したが、これがこれがフザケタ代物で、まるで幼稚園の学芸会かと見間違うようで、とっても楽しかった。暗い筋書きが多い文楽の中で、気の抜けるような笑いがあって気に入った。

『嬢景清八嶋日記』は、「花菱屋の段」と「日向嶋の段」が演じられた。「日向嶋の段」は、能の「景清」を基に、文楽用に書き下ろされたもの。14歳になった娘・糸滝は、2歳の時に別れ、今は盲目になったと聞く父・景清が一生不自由なく暮らせるよう座頭の官位を取らせるため、自ら身売りして金を作り、父探しの旅に出る。ようやく再開を果たすものの、父は娘を思い「景清は餓死した」と告げ、立ち去らせてしまう。父は娘を、娘は父を、それぞれ強く思うが故の結末は、何ともせつないものである。

2010年2月8日月曜日

再度ミニアチュールテキスタイル

2作目のミニアチュールテキスタイルが出来上がった。

昨年末提出したミニアチュールテキスタイル作品が、年明け早々に返却されてきた。やけに早い。嫌な予感が的中。評価は55点、D、再提出。あぁ~~~。「表現したいことが作品からはまったく伝わってこない」と手厳しい講評であった。めげていてもしょうがない。厳しい評価と暖かいアドバイスを参考に、同じタイトル、同じテーマ、同じ素材で早速2作品目を考え始めるが、どうもピンとこない。こんな時は、頭で考えるだけではなく、手を動かすにかぎる。「手は頭より賢い」と大好きな木内先生がよくおっしゃる言葉である。で、ようやく2月10日必着の今年度最終締切日に間に合うよう出来上がった。心の中は、これでどうだ!という微小な自信と、5点だけで良いです、どうぞ上げて下さい、という大きな嘆願が同居しております。苦しい・・・・・

2010年2月1日月曜日

自転車増殖

玄関を出たら、子供用の黄色い自転車が停まっていた。誰の・・・?

大きさからして子供用だとばかり思ったが、なんと私用だった。夫からの誕生日プレゼント第3弾らしい。私には既にブリジストンのTRANSIT compact(通称トラコン)という、近所をテレテレ走るには丁度良い、赤い可愛い折りたたみ自転車がある。遠出をするわけではないので充分だと思っている。が、しかし、遠くまでガンガン走りたい夫にとっては、トラコン妻はついて行けないため物足りなく思っていたらしい。ってなわけで、妻へのプレゼントと称しながらも、実のところは、自分(夫)と一緒に遠出をして欲しくて調達した、いわば自分(夫)へのプレゼントってことなんだろうな。早速試乗した黄色い自転車は、6段変速機付きで、タイヤもがっしりと太く、小さいながらも力強く頼りになる奴って感じで楽しめそうだ。

オーストラリアの限定モデルってことで衝動買いをしたようだが、車や人が多い街中で、上手に自転車を操れない私にとっては“豚に真珠”って気がしてならない。