2011年1月30日日曜日

健康診断

日建クリニックの家族健康診断を受診した。

会社勤めをしていた時代、年一度、人間ドックを受診していた。会社から受診費全額補助が出たため、自己負担なしで、立派な施設でゆったり検診を受け、受診後はホテルのランチを楽しんだものだ。

健康だと思い込んでいる中において、5~6万円を自己負担して人間ドックを受診する勇気がなく、昨年は見送ってしまった。年齢的に心配なことも増え、今年初めて、健保の扶養家族が利用できる集団検診に申し込んでみた。

場所は、三鷹公会堂の会議室。???会議室???である。衛生的とは思えない、そんな場所で大丈夫なの?持参物は、検便、検尿、子宮ガン検診と多い。自宅で準備できることは自宅で済ませるってことなんだ・・・。初めてのことにドキドキしながら会場に向かうと、公会堂の脇に街で見慣れた大型バスが停まっている。なんじゃ?これがレントゲン車だったとは・・・、知らなんだ・・・。受付を済ませて会場を見渡せば、多くの女性達がいるではないか。皆さん、神妙な面持ちで控えていらっしゃる。身長、体重、血圧等を測るオープンなコーナーと、問診、エコー等用のカーテンで仕切られたブースがいくつか並んでいる。検査は整斉と進み、最後はレントゲン車で終了である。洋服を着たままの体重測定や、服をたくし上げてのエコー検査等、やけに簡単ではあったが、人間ドックと同じ内容の検査を受けて終わった。

豪華な施設やランチはないけど、こんなんで充分なんだと思った。結果に問題ないことを祈っている。

2011年1月29日土曜日

唐物

昨年後半頃から、四ヶ伝の稽古を敢えて避けていたが、今日は、久し振りに唐物を選んだ。

唐物茶入は、唐から渡来した薬壷を茶入に見立てたものである。もともとは粗末で安価な雑器であった壷が、日本の茶人に好まれたことから、今では高価な美術品になってしまった。現代の茶道具屋で唐物として売られている物は、ほとんどが唐物を写した和物である。本物の唐物茶入は、数が少なく、まず入手不可能であり、値段は、家一軒が建つほどらしい。写し物には興味がなく、しかし、本物を持つことは一生ないと思うと、稽古のための稽古をしてもしょうがないんじゃないかと、少々斜に構えた見方をするようになってしまっていたのだ。

しかしまぁ、いろいろな点前をするってのは、気分が変わって楽しいものである。久し振りで忘れていた事も多いから、これからは、たまには四ヶ伝もしましょうかね。

2011年1月28日金曜日

水ようかん

福井出身の茶友カナブンから、福井名物の水ようかんを頂いた。

関東では、水ようかんは夏の食べ物で、形態は一人分ずつがカップに入っていたり、棒状になっていたりする。福井では、水ようかんは冬の食べ物らしい。箱の絵柄も雪景色である。そして、いただいた水ようかんは、箱の中一杯に板状になっており、食べたい分量を切り分けて食するようになっている。

乾燥した暖かい部屋で食べる冷たい水ようかんは、口に心地よく美味しい。微かに苦味を感じるのは、黒糖だろうか・・・?と原材料を見てみると、コーヒーが入っている。小豆、液糖、三温糖、グラニュー糖、黒糖、トレハロース、寒天、食塩に加えてコーヒーである。複数の糖類の甘さに、少々のコーヒーの苦味が重なり合って絶妙である。さすが、福井名物!

2011年1月27日木曜日

安納芋

種子島から安納芋をお取り寄せ。

サツマイモは、芋の王様だと思っている。焼いても蒸しても揚げても美味しいが、何より焼き芋が大好きである。八百屋さんや流しの焼き芋屋で買っても美味しいのだろうが、何たって焼きたてでしょう!

で、我が家には焼き芋専用の鍋がある。捨てる直前のような古い鍋に、河原で拾ってきた石が敷き詰められている。冬の間中、他の鍋釜を押しのけて、この焼き芋鍋が常にコンロに鎮座している。鍋に芋を入れて弱火で1時間ほど焼いていると、次第に部屋の中に甘くて芳ばしい香りが漂ってくる。香りだけで幸せになれるが、一口食せば極上の気分である。

より美味しい焼き芋が食べたいという欲求にかられ、とうとう種子島から石蔵安納芋を取り寄せるまでになった。これがメチャ美味しい。焼き上がった芋は、真っ黄色、蜜たっぷりで甘~くて、しっとりねっとりした食感である。この味を知ってしまったのが幸なのか不幸なのか・・・・。うぅ・・・・美味しい。

2011年1月22日土曜日

長緒

初釜茶会も終わり、今年も稽古が始まった。

月3回の稽古は、師匠からの指定がない限り、自分で稽古内容を決める。いつも、「今日は何の点前をしようかしら・・・」と考えながら稽古場に向かう。毎回思い悩むのが面倒になったので、昨年11月の炉開きから、点前一覧表を作り、半年間(炉と風炉)でまんべんなく稽古できるようにチェックすることにした。師匠からの突然の指令により変更することもあるが、点前一覧表は便利である。

今年最初の稽古は、長緒大海茶入の点前を選んだ。何度やっても長緒の始末が綺麗にできないし、大海の扱いも覚えられない。次回、稽古待ち時間の間に自習することにしよう。

今では、ほとんどの仕覆の紐は短く、扱いが楽であるが、昔々はみんな長かったらしい。ある時、利休が短くして使ったら、「これは楽チンで良い」と茶人達に受け入れられ、広まり、定着したそうな。ここでも利休の創意工夫が見られるが、使い古した紐の傷んだところを切ったら短くなったとか、もともと紐の長さが足りなかったとか、実はそんな理由からだったりして・・・。

2011年1月21日金曜日

武蔵野会

恒例の武蔵野会新年会が催された。

場所は、毎度お馴染みの『福松』。なかなか美味しい寿司屋で、何よりも寿司が大好きな私は、いつもコース料理〆の握り寿司を楽しみにしている。が、今回は、幹事の心境の変化か、新たなメニューの宣伝か、会席料理が登場である。先附、御椀、向附、温肴、焼物、止肴と、美しくも美味しい旬の料理が続き、いよいよ食事と相成ったが、残念ながら鯛ごはんである。もちろん、鯛ご飯も美味しいのだが、身も心も寿司を期待していた身体にとっては、少々酢の物不足であった。しかしまぁ、この界隈でここまでの料理をいただける場所はなかなか無いと思うので、新年の贅沢料理としてはまずまずであろう。

それにしても、相変わらずオジサマ連中は元気一杯であった。決して若くはない身体を甘やかすことなく、仕事に趣味にと邁進しているようである。最年少の私も負けてはいられない。ピョンピョンと活動しなくては・・・・。

2011年1月20日木曜日

大寒の女

1月20日は大寒。この日から節分までが、一番寒い時期だと云われている。

51年前の大寒の日、私は産まれた。自宅出産だった。歯科以外は何でも診てくださる近所の爺さん医者・広瀬先生にとり上げていただいた。私が産まれた時、3歳上の兄は、ハス向かいの食堂・みます屋に駆け込み、みます屋のばぁばに「一匹しか産まれなかったよ~!」と報告したらしい。

その後、私が小学生までの間、文明堂のCMで子豚数匹がラインダンスを踊っている映像をみては「日月が出てる!」と笑われ、NHKで3匹の子豚を見ては「日月だ!」とからかわれ、エースコック(?)のCMが流れれば「豚豚子豚、お腹が空いた。ぶぅ~!!」とおちょくられる毎日だった。頻繁に子豚子豚と云われ続けた私は、ある日、大泣きをして、「子豚じゃないもん・・・」と云って兄に取っ組み合いの喧嘩を挑んだのである。それ以来、兄の口から子豚が消えた。

想い返すに、私は、産まれた時から子豚人生を歩んでいたのかも知れない。今は大豚にならないよう、飛んだり跳ねたり歩いたりと、ささやかな抵抗を続けている。そんな健気な“大寒の女”を励まそうと、“小寒の男”(夫は1月6日生まれ)からの誕生日プレゼントは、『プラチナ電子ローラー ReFA』 と 『充電式カイロ ecoro』である。「身体を温めて、ローラーで下がった肉を持ち上げてくれ」というセツナイ願いが心に痛い。

2011年1月19日水曜日

ヒップアップ大作戦

大きく成長したお尻、重力に負けたお尻を、少しでもマシにしようと、ささやかな抵抗を始めた。

一昨年来、和服生活を楽しんでいる。和服の良いところは、洋服の流行とは無縁であり、色彩感覚も洋服とは異なるため、自らの好みを押し通せるところにあると思っている。そして、直線裁ちで、全身が覆われるため、体型がカバーできるという長所もある。しかしながら・・・である。やはり、小柄な人は小さく見えるし、大柄な方はそれなりに見える。

ここのところ、自分の和服姿を全身鏡で眺めては、ため息をつくことが多くなった。正面から見ると、帯の下方、太ももの辺りが横に張っている。横から眺めると、帯の垂の下に、お尻が出っ張っている。これは・・・・。体型がカバーしきれていない。なんともスッキリとしない立ち姿である。情けない。

前々から気付いてはいたが、ますますドンドン一段と、お尻が広がり、下がり、モモと一体化してしまっている。これはイカン。胴長、短足の強い味方である和服ですら似合わなくなってしまったら、着る物がなくなってしまうではないか。

ってな訳で、気合を入れてウォーキングをすることに相成った。姿形から入るのが良かろうと、吉祥寺のABC MartでReebokのEASYTONEを、武蔵境のイトーヨーカ堂でウォーキング・ウエアを購入した。なかなか良い感じである。今のところのお気に入りは、深大寺往復の1時間15分、約9000歩のコースである。はて・・・いつまで続くことやら・・・・・。

2011年1月18日火曜日

仲間入り

新たな年を迎え、我が家に新たな住人が仲間入りした。

名前は、ROCCO。
全長は、約30cm。
食事は、単三電池3本。
特技は、転げ回りながら爆笑すること。

お腹の中に笑い袋が仕込まれているのだが、この笑いが半端ではなく、爆笑なのである。おまけに、何がそんなに可笑しいのか、床の上を転げ回りながら爆笑するのである。目玉の上にある小さな光センサーで、ちょっとした光の変化を感知しては、勝手に笑い転げている。

笑い袋は昔からあるが、犬が転げ回りながら笑うってのが可愛い。生き物の世話を上手に出来そうもない私には、ちょうど良いペットである。

しかしまぁ、笑い袋ってのは楽しいものですね。笑いはつられるものなんですね。今年もたくさん笑って過ごせるように願っています。