今年の春先、大阪在住の染織仲間が、藍の種を大量に送ってきて下さいました。
昨年度、植物染めによる作品作りをした際、彼女は自宅の庭で大量の藍を育て、その藍葉で糸を染め、見事な着尺(着物)を織り上げたのでした。育てた藍から、これまた大量の種が採取されたと云う事で、丁寧な育て方説明書を同封して送って下さったのでした。昨年度、私は、染料屋さんでタデ藍葉を購入したのですが、優しい青色がとても気に入ったので、次は自ら育てた藍で作品を作りたいと思い、説明書に従って、4月にプランターに植え付けました。すぐに芽が出て、青い小さな葉がスクスクと育ち始めました。が、そこからがいけなかった。説明書によれば、かなりの分量を間引きすることになっていたのですが、貧乏性の私は、“せっかく芽が出たのに勿体無い”なんて思ってしまったんですね。見る見る間に、小さなプランターは藍で一杯になり、栄養不足、土不足、スペース不足のため、どんどんひ弱な感じになってしまいました。で、とうとう断念です。この暑さも加わり、緑の葉が茶色になりつつあります。
貧乏性が災いして、収穫ゼロです。あ~ぁ。
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