2009年8月11日火曜日

駿河湾地震

未明の地震は、ちょっとドキドキしました。

5時過ぎ、東京の我が家でも大きな揺れを感じたものの、眠気に勝てずベットの中でウツラウツラしておりました。いつも通り6時に起床し、震源地はどこだったのかしら?とテレビを点けたら、御前崎の映像が出ているじゃありませんか。私の実家は御前崎の隣町の相良(牧之原市)です。こりゃ大変ってんで、すぐに実家に電話をしたのですが、回線が混み合っているというメッセージが流れて通じません。2~3分後に再度電話すると幸いにも通じ、母の無事が確認できました。“心臓が止まるかと思った”と動揺が隠せない様子でしたが、怪我もなく、大きな被害もないようで一安心です。普段、何かあっても“べつに~”と強がる母ですが、今回ばかりは興奮した様子で、仏壇のお位牌が隣の部屋まで飛んでいったとか、本棚の本が全部散らばっているとか、食器棚の中がグチャグチャだとか、捲くし立てていました。

昼過ぎ、改めて電話してみると、すっかり落ち着きを取り戻したようでした。屋根瓦が一部ずれているらしく、さっそく大工さんに見てもらったようです。地震保険申請のために写真まで撮ってもらったようで、しっかりしたものです。たいくつな毎日に突然事件が起こり、楽しんでいるようにも見え、心強い限りです。さすが、我が母です。

娘の私は、昨晩、京都でのスクーリングを終え、東京に戻りました。京都から戻る時、久し振りに実家に寄ろうかとも思ったのですが、過酷なスクーリング内容のため、首肩がガチガチに凝り、頭痛とムカムカがひどく、我が家に戻って休むことを選んでしまいました。昨晩、実家に泊まっていたら、スリリングな朝を経験できたのに・・・と思うと残念でなりません。

私の兄は、地震発生直後に母に連絡をとり、奥さんにおにぎりと水を用意してもらい、すぐさま車で相良に向かったようです。途中で母から連絡が入り、道路が不通になっていることを知らされ、すごすごと家に戻ったようですが、さすが、頼りになる我が兄です。ちょっと鉄砲玉のような気もしますが、素晴らしい行動力と思いやり一杯の心意気に脱帽です。

時間が経つにつれ、被害状況が明らかになっています。1日もはやく、普段の生活が取り戻せることを祈っています。交通網が確保できたら、片付けに向かわねば・・・・。

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