2010年1月7日木曜日

古典芸能鑑賞

初春の古典芸能は、能と狂言を鑑賞した。
演目は、邯鄲(能)と餅酒(狂言)。場所は、国立能楽堂。

国立能楽堂は、玄関に門松、ロビーに飾り餅、舞台全体にしめ縄が飾られ、お正月ムード満載であった。

餅酒は、加賀のお百姓と越前のお百姓が年貢を納める際、和歌を詠み、三段ノ舞を舞う脇狂言。邯鄲は、行く末を夢見ることができる枕を借りて寝た旅人が、夢の中で栄華の極みを体験するというお話。どちらも初春に相応しい演目で、雅な雰囲気を堪能できた。正直、能は理解できない。他の古典芸能を十分理解できているわけではないが、能はことさら難しいように思える。染織を勉強中の身として、豪華な能衣装を拝見し、茶道を勉強中の身として、能の足運びを目に刻めただけでも良しとしたい。

それにしても、野村万斎さんの横顔は美しかった・・・・。

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