2010年9月8日水曜日

だいたい・・・

右腕のギプスが外れた。

右手首骨折から1ヶ月。ようやくギプスを外す日がやってきた。なにぶん初骨折なので、どういう風に進行していくのか全く分からない。診察室に入ると、医者に「その診察台に横になって」と云われた。腕のギプスを外すのに横になるんだ・・・・?なんて思いながらゴロン。すると看護士が新聞紙を持って登場した。医者は右腕の下に新聞紙をひき、なにやら工具を持ち出した。見ると、何と!電動丸ノコではないか。ギョッとした表情を見て取った医者は、「大丈夫。腕は切れないから」とのたまった。が、しかし、どこまで切るかは医者の腕に掛かっているではないか。いくら信頼している医者とは云え、丸ノコで腕を切られるなんて、本当に大丈夫なんだろうか。不安の中、腹をくくり、まな板の鯉となり、目をつぶる。まぁ、器用なもので(もともとギプスしか切れない鋸なんだろうか?)、見事にギプスだけを切断完了。「ふぅ~」と息をつく私に、「恐いよね~。まぁ、信じてもらうしかないんだよね~」とニコニコ顔の爺さん医者。血を見ることなく終わって良かったよ。

猛暑の中、1ヶ月ギプスで覆われていた右腕は、垢マミレで黒ずんでいたが、想像以上に普通の状態になっていた。「あ~、これでガンガン使えるようになったんだ」と喜んだのも束の間、レントゲン写真を見る爺さんから、「だいだい付きましたね。こんなもんです。完全に元通りになるのには後1ヶ月はかかります。ぼちぼち使ってください。」だと。そんなものなんだ。全治4週間の『全治』は、『完治』とは違うものらしい。

それにしても、1ヶ月分の垢の何と多量なことか。

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