2009年12月8日火曜日

茶道修行

サユ・・・?ゴジフク・・・?

点前稽古は、前回のおさらいで、今回も和巾点をした。続けて同じ点前ということもあり、師匠からの指摘事項も少なく、まぁまぁ順調に終了した。稽古場では、自分の点前稽古のほかに、他のお弟子さんの点前稽古の席に客として参加することが多い。自分の点前稽古は1回でも、客稽古は数回に及ぶことが多い。客として参加することにより、他の方の点前を見て盗むわけである。客で入る度に、美味しいお菓子とお茶をいただきながら、点前を拝見できるので、楽しい稽古であるが、客としての作法を学ばないといけないので、うかうかしてはいられない。

前回、先輩が薄茶の平点前をした。薄茶の平点前は、基本中の基本であるため、難しいと云えば難しいが、時間的には短時間でサラッと終わる点前である。ボンヤリと気を緩めて客していたら、突然、亭主から「サユをいかがですか?」と云われた。サユって何?初めて云われた言葉である。この流れは何?とポカーンとしていると、薄茶の後に、ちょっと喉を潤したいであろう時に「白湯」を勧めるのだそうだ。知らんかった。

今回、別の先輩が薄茶の平点前をした。ボンヤリと気を緩めて客していたら、突然、師匠が「ゴジフクをしてみましょう」と仰った。ゴジフクって何?初めて聞いた言葉である。師匠は、ポカーンとしている私に、干菓子を亭主に勧めるよう指示、亭主は続けて薄茶を点てる。そうか!「ゴジフク」ってのは「ご自服」なんだ。客が亭主に対して、「あなたも一服どうぞ」ってことなんだ。知らんかった。

まだまだ知らない応用編がたくさんありそうだ。楽しい・・・。

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