2009年11月21日土曜日

茶道修行

11月最後の茶道稽古は、和巾点で締め。

久し振りに和巾点をした。数年振りのような気がする。久しくお稽古してないな~とは気づいていながら、なんとなく機を逸していた。今日は、是非とも和巾点をしよう!と意を決して臨んだ。何ゆえなのか?と云うと、先日、テレビで天皇陛下御在位20年記念式典を拝見したからだ。

和巾点は、皇族から拝領した裂地で、古袱紗等を仕立てた場合に行う点前です。例えば、皇后様のドレスの残り裂地とか、何かの記念に織られた裂地とか・・・・。貴重な裂地なので、一人が拝領する量は小さく、大きな物は作れないため、せいぜい古袱紗程度しか出来ないらしい。とは云え、我々一般庶民は、皇族関係から裂地を拝領するなんてことは一生有り得ない出来事であり、「頂いた場合にする点前」ってなだけで、あくまでも稽古である。淋しい気もするが、恭しい感じが何とも雅で良い点前である。

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